新たな所属先見つからず…堀が引退を発表

[ 2010年12月3日 06:00 ]

 ロッテから戦力外通告を受けていた堀幸一内野手(41)が2日、球団を通して現役引退を発表。3日に会見する。

 今季は1軍出場がなく来季の戦力構想から外れたが、9月に球団から打診されたフロント入りを固辞。現役にこだわり12球団合同トライアウトを受けたが、新たな所属先は見つからなかった。
 「現役続行の道を模索したのですが、そろそろけじめをつけないといけない時期に来ていると思った。家族も養っていかないといけないし」。今後は野球解説者の道も視野に入れる堀に対し、ロッテ・石川球団運営本部長は再びフロント入りを打診する可能性を示唆。来季オープン戦などで引退試合を行うことも検討する。堀は92年に川崎から千葉に本拠地を移転する前のロッテオリオンズ時代から在籍した最後の現役選手だった。

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2010年12月3日のニュース