巨人「逆風が…」ナゴヤ9連敗で自力V消滅

[ 2010年9月6日 06:00 ]

<中・巨>2回、東野(手前)の危険球退場について橘高球審(左)に抗議する原監督(左から2人目)

 【巨人1-3中日】巨人は同じような展開で3連戦が終わった。そしてすべて敗れた。敵地連敗の球団ワーストを更新するナゴヤドーム9連敗締め。昨季16勝8敗だった中日に9勝15敗と大きく負け越すとともに、数字の上では自力優勝の可能性も消滅してしまった。

 「立ち止まったり振り返ったりする時期ではない。チームには逆風が吹いているわけだから。逆風をガラッと変えるようなプレーが出ればいい」と原監督は視線を上げた。

 得点は14試合ぶりに先発出場した高橋の犠飛による2回の1点だけ。5回1死一、二塁では坂本、松本が凡退。9回2死一、二塁では代打・矢野が遊ゴロに倒れた。この3連戦で計3得点。広いナゴヤドームで一発を恐れずに攻め込んでくる中日投手陣に屈した打線に、前日は「力負け」と語っていた伊原ヘッドコーチも「コメントはきのうと一緒。オウムになっちゃう」と嘆いた。

続きを表示

2010年9月6日のニュース