金子が決勝打!立命大が勝ち点1

[ 2010年9月6日 18:06 ]

 関西学生野球リーグ第1節第3日は6日、京都市のわかさスタジアム京都で3回戦1試合を行い、立命大が近大に2―1で勝ち、2勝1敗で勝ち点1とした。立命大は同点で迎えた九回、金子の適時打で勝ち越した。

 立命大の金子が決勝打を放った。両打ちの1番打者は九回2死満塁の勝ち越し機でこの日初めて右打席へ。「チームが勝つことだけを考えて振った」と笑顔で殊勲の一打を振り返った。
 前日までの2試合で1安打。3回戦も4打席目まで安打がなかっただけに、試合後は涙を流し「こんなに泣いたことはない。それぐらい悔しかったし、うれしかった」と喜びと安堵感に酔った。
 <近大 逆転負け>近大は2連打で幸先よく先制したが、二回以降を無安打に封じられて逆転負け。榎本監督は「一回しか攻撃をしていない。タイムリーが出ない」と表情を曇らせた。
 次は第3節の関学大戦。2位に終わった今春の雪辱を期す指揮官は「打線の強化と、開幕戦で登板機会がなかった投手陣がどこまで仕上がるかが鍵」と話した。

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2010年9月6日のニュース