記録止まっても中日6連勝!堂上剛、大島が殊勲打

[ 2010年7月21日 17:54 ]

試合後のヒーローインタビューでポーズをとる中日の堂上剛(左)と大島

 【中日5-4横浜】1985年生まれの2人が中日に勝利を呼び込んだ。今季初先発の堂上剛が七回に同点打を放つと、大島も負けじと八回に勝ち越し点をたたき出した。落合監督は「試合では結果しか求めない。使えばいいものが出てくるんじゃない」と若手の活躍にうなずいた。

 連続イニング無失点のプロ野球記録まであと5回で始まった試合は、四回に吉見が2ランを浴びて記録が途切れた。六回に逆転されて流れも失ったかに見えたが、この日は打線がカバーした。

 まずは3―4の七回。初めて弟とそろって先発した堂上剛が、2死一、三塁から右前に運んだ。一回に適時二塁打を放つなど2打点の活躍に「スタメンと聞いた時から楽しみで仕方なかった」と充実感を漂わせた。

 同点の八回には、1死一、三塁で大島が中前に鋭くはじき返し、貴重な1点を挙げた。「同級生の剛裕(堂上剛)が頑張っていたので、何とか負けないようにと思って…、やりましたー」とお立ち台で絶叫した。

 ベテランと若手の力が融合しての6連勝。首位巨人とのゲーム差を3に縮め、最高の形で前半戦を終えた。

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2010年7月21日のニュース