勝ち星歴代14位の名将退任「そろそろ家に帰る時が来た」

[ 2010年7月21日 10:24 ]

 カブスのピネラ監督(66)は20日、今季限りで退任することを表明した。同監督はこの日の試合前に「高齢が理由。そろそろ家に帰る時が来た」と話した。

 1986年に42歳の若さでヤンキースの監督に就任。レッズ時代の90年にはワールドシリーズ制覇を果たした。イチローの大リーグ移籍1年目の2001年にはマリナーズでシーズン最多の116勝を記録し、ア・リーグ西地区で優勝。監督として歴代14位の1826勝(19日現在)を記録している。
 07年からはカブスで2季連続地区優勝を飾ったが、今季は首位に大きく引き離されており「これ以上、去就問題に触れたくないから」と突然の退任表明の理由を説明した。
 後任にはカブス傘下のマイナー、3Aデモインの監督で、野球殿堂入りしているライン・サンドバーグ氏の名前が挙がっている。(共同)

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2010年7月21日のニュース