巨人、白星もミス連発…原監督「厳しい野球を」

[ 2010年7月16日 23:09 ]

横浜に競り勝ち、勝ち越し打の坂本(右)を迎える巨人・原監督

 【巨人7―6横浜】内容はともかく、勝った。巨人は最下位の横浜を1点差で振り切った。原監督は「もう少し守備、走塁という部分で厳しい野球をしないと」と苦笑した。

 敗因になり得た要素だらけだった。先発の内海は自己最短に並ぶ2回2/3、4失点でKO。乱調に、指揮官は「うちの大黒柱。本来の姿に戻ることが大事」と降板後、左腕に声をかけた。
 野手陣も締まらない。4―4の四回1死満塁では、松本の右飛に三塁走者の高橋が判断を誤って飛び出し、得点機を逃す。守備でも七回、エドガーが二塁後方への飛球を捕れず失策。1死一、三塁では内川の右飛を長野が落球した。
 今季初の4連敗の後に2連勝。打線の復調、救援陣の踏ん張りといった好材料はあったが、初歩的なミスの連発に原監督は「すきを与えない、獲物を狙うヒョウのようにやってほしい」と一層の集中力を求めた。

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2010年7月16日のニュース