巨人 西武がマーク 育英左腕反省も14K

[ 2010年7月16日 08:41 ]

巨人、西武のスカウトが視察した育英・堀田

 【兵庫2回戦 育英6―0猪名川】育英がエース・堀田健吾(3年)の力投で仕切り直しの一戦に快勝した。14日に初戦の予定だったが、猪名川町に大雨警報が出たため、猪名川ナインが来場できずこの日に延期。思わぬ肩すかしを食らった形だったが、プロ注目の左腕に戸惑いはなかった。

 巨人、西武のスカウトが見守る中、球速は137キロながら、14奪三振2安打と完ぺきな内容だった左腕。「コントロールが悪くてダメでした」と3四死球に反省しきりだったが、球数も9回を投げジャスト100球と理想的だった。
 甲子園は悲願だ。昨春からエース番号を背負うも、昨夏は決勝戦で関学に敗れ甲子園出場の道を断たれた。秋も決勝で神戸国際大付に負けた。「夏は最後まで投げるつもり」。今春から4キロ増の80キロにパワーアップした大黒柱が聖地へ通じる道をひた走る。

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2010年7月16日のニュース