月間3勝…ヤクルト球団ワーストタイ

[ 2010年5月31日 06:00 ]

<オ・ヤ>試合を見つめる由規

 【ヤクルト1-3オリックス】ヤクルトはわずか4安打と貧打に逆戻りし、5月は3勝16敗1分けで終了。月間3勝(20試合以上)は70年10月以来の球団ワーストタイとなった。

 指揮を執って3戦目で初黒星を喫した小川監督代行は「相手投手が良ければそう簡単には打てない」と淡々と話した。連敗を9で止めた前日は16安打11得点。その余勢を駆り、左腕・山本に対して左打者の武内、藤本をあえて起用したが、ともに無安打と空回りした。最悪の5月を終え、指揮官は「月が替わればツキも変わる」と前を向いた。

 ≪由規 力投も5連敗≫ヤクルトの由規が、7回1失点と力投も自身5連敗だ。3日の巨人戦(東京ドーム)を最後に2軍降格。復帰登板も序盤から制球に苦しみ2回は日高に2号先制ソロを被弾した。3回以降は安定した投球を見せたが、開幕カード以来の白星はならず「力んでいたし、コースを狙いすぎた。どうやって自分が有利なカウントに持っていくかを考えたい」と反省。荒木投手コーチは「まだ置きにいっている」と改善を促した。

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2010年5月31日のニュース