前季Vの立正大 最下位で恐怖の入れ替え戦へ

[ 2010年5月28日 06:00 ]

<立正大・亜大>1部最下位が決定し、ぼう然とする南(右端)ら立正大ナイン

 東都大学野球最終週最終日は27日、1試合を神宮球場で行い亜大が立正大に10―4と連勝で、2季連続2位を決めた。勝ち点0の最下位に終わった立正大は6月5日から2部優勝の青学大と入れ替え戦を行う。前季優勝校が入れ替え戦を戦うのは、03年秋の亜大以来リーグ史上10度目で、東都の前年明治神宮大会覇者としては、02年春の駒大以来2度目となった。

 立正大は昨秋の大学日本一から最下位転落。伊藤監督は「打線がセンター返しとか基本的部分ができなかった」と屈辱のシーズンを振り返った。今季は貧打に悩まされた。この日も10失点を喫するなど、失点も前季の倍の50に増えた。この日登板のなかったエース南は「気持ちが弱くならないようにしたい」と引き締めた。指揮官も「あと1週間へとへとになるまで練習する」と青学大との入れ替え戦に向け、決意を固めた。

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2010年5月28日のニュース