川崎FA取得 権利行使に「考えてみたい」

[ 2010年5月28日 06:00 ]

試合前、原監督(左)と話すソフトバンク・川崎は27日のこの日FAを取得した(右は篠塚コーチ)

 ソフトバンクの川崎宗則内野手(28)は27日、出場選手登録日数が8年に達し、国内フリーエージェント(FA)権の資格条件を満たした。この日、東京ドームで行われた巨人戦後、権利の行使について「考えてみたいと思います」と前向きな発言を行った。

 さらに、順調なら来年シーズン中に海外FA権も取得する。大リーグ挑戦の意思を問われ「可能性はやっぱり持ってます。いろんなことに挑戦してみたい気持ちはあります」と、こちらも肯定的だった。これまで球団から水面下で複数年契約を打診されたこともあったが「1年1年、勝負したい」という川崎の希望で単年契約を結んできた。
 11年目の今季はここまで打率・342と好調を持続。ポスティング・システム(入札制)に否定的な球団は、複数年契約の提示などで引き留める方針だが、国内移籍には障害がない。川崎の今オフの動向が注目される。

 ▼ソフトバンク王球団会長 今年1年はうちの選手としてやるんだから、その間に話し合いの場もある。

続きを表示

2010年5月28日のニュース