巨人はCSでも外国人頼み!先発の軸はゴンザレス

[ 2009年10月13日 18:32 ]

 セ・リーグ3連覇を果たした巨人だが、先発投手は外国人に頼る部分が大きかった。ゴンザレスが15勝、グライシンガーは13勝、オビスポも6勝で、3人で貯金25。チームの貯金の半分以上を稼いだ。3人を中心とする流れは、今後の短期決戦でも続くだろう。

 勝ち頭のゴンザレスは、23度の先発で6回未満で交代したのが1度。防御率もリーグ3位の2・11と、抜群の安定感を誇る。クライマックスシリーズ(CS)で先発の軸になるか、との問いに原監督は「当然そうなる」。右腕への信頼は厚い。
 指揮官が「一人で試合をつくれるまでに成長したのが大きい」と評価するオビスポは、13日に2軍の教育リーグで調整登板した。7四死球を与えたが、5回1失点でまとめた。原監督から教わった縦のスライダーにも「三振を取る球として完成しつつある」と手応えを得ている。右ひじ炎症で一時戦列を離れているグライシンガーも、CSでの登板へ調整を続ける。
 1勝のアドバンテージを得て臨むCS第2ステージでは、3勝で日本シリーズ進出が決まる。登録を入れ替えれば3人全員の先発は可能。短期決戦では初めてとなる、外国人3人が先発の可能性も十分にありそうだ。

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2009年10月13日のニュース