ドジャース地区優勝!黒田「本当に幸せ」

[ 2009年10月4日 15:43 ]

地区優勝が決まり、飲み物を手に喜ぶアンドレ・イーシア外野手に声援を送るドジャースファン

 米大リーグは3日、黒田博樹投手の所属するドジャースがロサンゼルスでロッキーズに5―0で快勝し、2年連続のナ・リーグ西地区優勝を決めた。

 これで7日(日本時間8日)開幕のプレーオフ地区シリーズ(5回戦制)で、ナ・リーグはドジャース(西)とカージナルス(中)、フィリーズ(東)とロッキーズ(ワイルドカード=最高勝率の2位球団)の対戦に決まった。
 ア・リーグは中地区でタイガースとツインズが85勝76敗で首位に並び、それぞれ4日の最終戦に臨む。

 ▼黒田の話 (2年連続地区優勝に)連覇するのは難しいこと。(米球界移籍から2年続けて)シャンパンファイトができるのは本当に幸せ。これまでにないけがが重なり、苦しかった。今も(首を)けがしていて複雑な気分。でもきょうぐらいは(はじけて)いいかなと思う。これから少しでもチームの力になりたい。

 ◆ロサンゼルス・ドジャース 1890年にナ・リーグ参加。1955年、ヤンキースを破り悲願のワールドシリーズ(WS)初制覇。ここからオルストン監督とラソーダ監督で88年まで計6度制覇。58年、ニューヨークのブルックリンからロサンゼルスに本拠地を移転した。47年にジャッキー・ロビンソンがプレー、史上初の黒人大リーガーが誕生。95年、野茂英雄が入団して旋風を起こし、新人王に選ばれた。その後、石井一久、斎藤隆らがプレー。2008年から黒田博樹が在籍。(共同)

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2009年10月4日のニュース