松井稼が全快マルチ!日米200安打へ着々

[ 2009年7月24日 06:00 ]

 【アストロズ4―3カージナルス】アストロズの松井稼頭央内野手(33)が、日米通算2000安打へまた一歩近づいた。22日(日本時間23日)のカージナルス戦に2番・二塁で先発し、4打数2安打1打点。4試合ぶりに快音を響かせてサヨナラ勝ちに貢献し、大台まで残り19本とした。

 見せ場は2点を勝ち越された直後の7回1死満塁。マウンドには05年サイ・ヤング賞右腕のカーペンターがいた。「いい投手なので、カウントを悪くすると向こうのリズムになる。甘い球が来たら積極的に振ろうと思っていた」。2球ボールの後、甘く入った94マイル(約151キロ)のツーシームを中前へはじき返し、流れを引き戻した。前日の試合では右ひざに自打球を当て途中交代。長期欠場も心配されたが幸い大事には至らず「右ひざの皿ではなく、横(側)だからよかった。朝起きたら少しの腫れで収まっていた」とホッとしていた。
 例年後半戦に強いチームは、カ軍戦3連勝で首位に4月8日以来の1ゲーム差と勢いに乗っている。松井稼も1試合1本ペースならば2000安打達成は8月12日のマーリンズ戦。“Xデー”はもうすぐだ。

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2009年7月24日のニュース