中日はブランコ残留へマネーゲーム“応じます!”

[ 2009年7月24日 06:00 ]

 中日・西川順之助球団社長(76)は23日、トニ・ブランコ内野手(28)の来季残留を強く希望した。

 「彼は球団の宝。絶対に来季も残ってもらう」。圧倒的なパワーと勤勉さで目下28本塁打、74打点でリーグ2冠。首位・巨人と2・5ゲーム差で折り返したのもブランコの力が大きい。この日の落合監督と白井オーナーの会談でも話題に上り、同オーナーも「非常に素晴らしい」と年俸2760万円の優良助っ人を高く評価している。
 球団はこれまで「マネーゲームには応じない」という方針を打ち出しているが、西川社長は「一歩も引くつもりはない」と明言。他球団が潤沢な資金を背景に獲得に乗り出しても対抗する構えだ。年俸が10倍ほどに膨れ上がる可能性もあるが、西川社長は「それはその選手の価値」と話した。

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2009年7月24日のニュース