注目“幼ななじみ対決”は田中に軍配

[ 2009年7月24日 20:16 ]

 【オールスター】少年野球でチームメートだった2人がプロの球宴で対決するのは極めて珍しい。注目の田中(楽天)―坂本(巨人)が三回に実現、結果は捕邪飛で田中に軍配が上がった。

 少年時代は坂本が投手で、田中が捕手だった。この日マウンドに立った田中は「一番、意識した」。試合前は「あらゆる球種を使って抑えたい」と変化球を交えるような口ぶりだった。だが、いざ対戦すると力も入るのか初球から直球を続けた。
 「力で押してくると思うので、負けないように。直球が来るのを信じて待つ」と話していた坂本。狙いが当たり3球目をフルスイングしたが、打球はほぼ真上に。「甘い球だったのに…」と天を仰いだ。
 マウンドで「打ち損じてもらって良かった」と胸をなで下ろした田中。一方の坂本は「半端でなく思い切り振れたので、悔いはない。楽しかった」と充実した表情だった。

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2009年7月24日のニュース