石川、単独トップ5勝目!制球力も抜群

[ 2009年5月14日 06:00 ]

 【ヤクルト7―1中日】ヤクルト・石川は主軸のバットを2本折った。4回1死で森野、6回1死二塁ではブランコ。いずれも130キロ台前半のシュートだった。球威はなくとも、絶妙にバットの芯を外す投球。加えて7回を無四球と、低めの制球力も抜群だった。持ち味を存分に発揮した左腕エースは「自分の投球を心掛けた。走者をためないように、そして回の先頭打者を全力で出さないようにしました」と振り返った。「シュートは去年とは握りを変えて、直球と同じように腕を振っている。特に右打者に対して、ベースを広く使えていると思う」。これでハーラー単独トップの5勝目。そのうち中日からは3勝目だ。巨人が敗れて4ゲーム差。首位追い上げへ、円熟味を増す左腕の存在は何よりも心強い。

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2009年5月14日のニュース