稲葉が4打点!日本ハム 再び単独首位

[ 2009年5月14日 20:11 ]

7回、有銘の暴投で生還した稲葉(右)を迎える日ハム・梨田監督

 【日本ハム7-0楽天】楽天との首位争いは、チームリーダーの巧みなバットコントロールで決着した。日本ハムの稲葉が先制打にダメ押し打と3安打4打点。貯金を今季最多タイの8としたチームは、再び単独首位に。

 前日、右手小指の付け根に死球を受けた影響を感じさせなかった。まずは1回だ。1死三塁の好機で、左中間を真っ二つに破る先制の適時二塁打。3―0の7回には、1死満塁で内角のスライダーを逆らわずに右翼線へ。これが走者一掃の三塁打に。「あれが効いた。故障者が出ている中で、キャプテンとして頑張ってくれた」と梨田監督を喜ばせた。
 先頭打者となった9回にも中前打を放って、1試合に3本塁打を放った4月8日以来の1試合3安打。「前の2試合で簡単に追い込まれていたので、積極的にいった」。無安打に終わった12、13日の楽天戦を反省し、修正点を見つけるところがベテランらしい。
 首位攻防戦を2勝1敗と勝ち越した日本ハムは、15日から最下位オリックスとの3連戦に臨む。「一番上にいるのはいい気分だし、続けていきたい」と稲葉。一気に走り、首位固めとなるか。

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2009年5月14日のニュース