打線本領発揮!ベネズエラ2次R進出

[ 2009年3月12日 06:00 ]

 【ベネズエラ10-1イタリア】ベネズエラが、イタリアを下して米国に続き2次ラウンド進出を決めた。初戦は昨年のア・リーグ本塁打王の4番カブレラに、一昨年の首位打者の5番オルドネスがともに無安打でつながりを欠いたが、この日は2人が計5安打の活躍。4、5回には集中打を浴びせて大量点を奪うと、投手陣も1失点でしのいで快勝した。ソホ監督は「前日希望者のみの特打をやったが、最初に顔を出したのがカブレラだった。2人ともプロの打者。きっちりと仕事をしてくれた」と最敬礼した。

 <イタリア 敗退も「成長」>リリーフ陣が踏ん張り切れず、敗退が決まった。2番手のダシルバが4回に4点を失うと一方的な展開になった。ピアザ打撃コーチの指導を受けた打線も6安打で1得点。同じ欧州勢としてオランダに続くことはできなかったが、マジエリ監督は「試合を通じて選手は成長していた」と、敗者復活1回戦で開催国のカナダを破った健闘を称えていた。

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2009年3月12日のニュース