鷹の新外国人2投手“ビシッと最小失点リレー”

[ 2009年3月12日 19:08 ]

横浜戦に先発し、5回1失点と好投のソフトバンク・ロー

 【ソフトバンク1―1横浜】ソフトバンクの新外国人、ローとジャマーノの2人が1失点で試合をまとめる好内容を見せた。最下位に終わった昨季のチーム防御率は4点台。外国人を含めた投手陣の再整備へ、明るい材料を提供した。

 身長2メートル01のローは、長身から低めに投球を集め、5回まで内野ゴロでアウトを10個重ねた。ジャマーノも力のある球で押し、4回2安打無失点。「2人がビシッと投げてくれた」と高山投手コーチの評価も高い。
 杉内、和田に続く先発投手は、右ひじ手術明けの新垣をはじめ不確定要素が多い。昨季は実績のあるパウエルら6人を擁しながら計14勝に終わったが、外国人投手陣での勝利数の上積みは不可欠。在籍する5投手を、最大3人の1軍登録枠で効果的にやりくりすることが求められそうだ。
 高山コーチは「外国人は(枠を)意識してやってくれている。能力を見極め、1年トータルで考えたい」と話す。ジャマーノは「いい競争になっている」と、冷静に状況を受け止めた。

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2009年3月12日のニュース