イチロー、ファンに感謝!課題は「僕が打てないこと」

[ 2009年2月22日 17:20 ]

巨人との練習試合を終え、ファンにあいさつするイチロー(左から2人目)らWBC日本代表

 【侍ジャパン】イチローがファンに感謝した。「いくら真剣にやったところで、それ(実戦に近い雰囲気)はつくることができない。これだけ(大勢)のお客さんの中で(練習)できたことが、一番大きかったと思う」。緊張の度合いが増せば、体の動きも変わっていく。そんな考えを持つ、イチローならではのコメントだ。

 同時に、チームにとっても大きなプラス効果があったと感じていた。「それぞれがやろうとしていることは間違いない。(チームの)方向性としては、難しいということはない」。この日、28人に代表メンバーが絞られたが、全体の空気にぶれはなさそうだ。
 約1週間の合同練習で、あえてマイナス面を探すとすれば―。そんな問いには「僕が打ててないことくらい。それ以外はないんじゃないの」と笑った。巨人と2度の練習試合で無安打に終わったことを指しての話だが、深刻さは感じられない。イチローを中心とした集団は、順調に次のステップを踏む。

続きを表示

2009年2月22日のニュース