田沢 初投げ43球に首脳陣ビックリ絶賛

[ 2009年2月22日 06:00 ]

初めて打撃投手で登板した田沢純一

 レッドソックス・田沢がフリー打撃に初登板。マイナー3人に43球を投げ、5度の空振りを奪うなど安打性もわずか2本に抑えた。「真っすぐはバラつきが多かったので次回への修正点。でも、メジャー球で滑る感じが変化球の威力を増したかもしれません」。スライダーは高速と、緩めの“スラーブ”の2種類。そして「日本時代はほとんど投げなかった」というカーブも5球と多投した。

 19日に合流したデニー友利巡回コーチも「あれだけストライクを取れたら、05年の僕よりいい。特に変化球の切れは打者だけでなく、ネット裏で見た球団首脳陣がびっくりしていた。彼の未来は明るいよ」と絶賛した。この日から専属通訳兼トレーナーとして大谷圭氏も加入。サポート態勢もさらに充実し、実戦デビューとなる25日のボストン・カレッジ戦に臨む。

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2009年2月22日のニュース