ナックルえりちゃん 番長リーゼントで始球式!

[ 2009年1月19日 06:00 ]

合同練習を終え、握手を交わす吉田えり(左)と三浦大輔

 横浜の三浦大輔投手(35)と、日本初の女性プロ野球選手となった関西独立リーグ・神戸9クルーズの吉田えり投手(川崎北2年)が18日、横浜スタジアムで合同練習を行った。

 横浜市内の自宅が近い縁で知り合った2人は約3時間半にわたって汗を流し、吉田は「きつかったけど本当に楽しかったです。キャッチボールでも指が痛かったし、もっと練習しないと、と痛感しました」。一方の三浦は「彼女は本当に野球が好きなんだな、とあらためて思いました」。さらに吉田からナックルの握りを教わり、「いつか僕を救ってくれる球種」と目を細めた。
 “ハマの番長”も絶賛する吉田は3月15日の横浜―オリックス戦(横浜)で始球式を務めることがこの日決定。その中、前日(17日)に17歳の誕生日を迎えた吉田はプレゼントとして「リーゼントのやり方を教えてください。リーゼントにしてみたいんです」と三浦におねだり。リーゼントにキメた“ナックル姫”がプロデビューを前に、あこがれのNPBのマウンドで魔球ナックルを披露する姿が今から楽しみだ。

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2009年1月19日のニュース