ヤク 早大・斎藤佑に背番号「18」構想

[ 2008年12月31日 06:00 ]

 ヤクルトが2010年のドラフトでの早大・斎藤佑樹投手(2年)獲得を目指し、早くも“佑ちゃんシフト”を敷くことになった。エース背番号の18を外国人投手で“仮押さえ”して用意。さらに東北・関東地区のスカウトを1人増員して密着態勢を整えた。

 スカウト関係者は「神宮のスター。同じ本拠地のチームとして、ぜひとも欲しい選手」と強調する。第1の策が背番号18だ。今年は藤井の日本ハム移籍に伴い空き番。来季はオプション付きの1年契約で入団した左腕バレットが背負うが、球団関係者は「希望したわけではない。いつでも取り換えられる」と言う。斎藤は早大では背番1だが、大木球団取締役は「18は右のエースの番号だと思っている」と話す。
 もう1つは関東・東北地区担当の八重樫スカウトの加入だ。仙台商出身で東北地方のアマ関係者に顔が広く、昨年まで1人で関東・東北を担当した宮本スカウトが関東に専念できる。来年1月7日の早大始動から密着マークし、動向に応じ小田スカウト部長、鳥原チーフスカウト、八重樫スカウトと最大で4人態勢が可能。神宮のスター獲得へ最大限の誠意をアピールする。

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2008年12月31日のニュース