大矢監督明言 横浜“正捕手未定”

[ 2008年12月31日 06:00 ]

 横浜・大矢明彦監督(61)が来季の正捕手について白紙を明言した。「捕手はまだ誰をレギュラーで使うか決まっていない。キャンプから競争になる」

 今オフの相川の退団は決定的な状況。正捕手の確立がチームの最重要課題だ。阪神からFA移籍した野口は今季10勝を挙げた岩田、昨季新人王の上園ら若手投手を一本立ちさせるなど好リードに定評があるが、今季は55試合出場にとどまった。今年1軍デビューを果たした生え抜きの武山、斉藤俊に新人の早大・細山田を含めた4人の争いになる。大矢監督は「できれば固定はしたいと思っている。長い目で見てチームが強くなるために若手が頑張らないとね」と期待を込める。現役時代は6度ゴールデングラブ賞に輝くなど球界屈指の司令塔だった大矢監督が“捕手目線”で2月の沖縄・宜野湾キャンプから目を光らせる。

続きを表示

2008年12月31日のニュース