内海に任された“優勝を左右する一戦”

[ 2008年10月7日 06:00 ]

大一番に備え、練習の最後にバント特訓の内海

 8日の阪神戦に先発する巨人の内海は川崎市のジャイアンツ球場で2日連続のブルペン入り。前回9月27日の阪神戦(甲子園)は四死球を連発したが、59球を投じ「今までで一番良かった」と手応え十分だ。当日は優勝を左右する一戦である上に、自身も内容次第で初の防御率タイトルが手に届く位置に浮上する。さらに94年にシーズン最終戦まで中日との優勝争いがもつれた伝説の10・8と同日だが、当時12歳だった左腕は「長い回を投げて試合をつくるだけ」と無欲を強調した。

 ≪絶不調クルーンに救援投入態勢≫香田投手コーチが、絶不調のクルーンに“保険”を用意する考えを明かした。横浜時代にV争いの経験がない守護神は4日の中日戦で同点の9回に3失点。5日の同戦(ともに東京ドーム)も3点リードの9回に1死満塁のピンチを招いた。首脳陣は配置転換しない方針も、同コーチは「いつまでも投げさせるわけにいかない」と乱調の際はいつでも救援陣を投入できるよう、ブルペンで準備を整える構えだ。

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2008年10月7日のニュース