何とも歯切れの悪い西武Vセレモニー

[ 2008年9月29日 06:00 ]

小池パ会長から優勝旗を受け取る渡辺監督

 【西武2―7オリックス】西武・渡辺監督の優勝報告は、何とも歯切れが悪かった。今季2度目、ワーストタイの6連敗。V決定後初の本拠地とあって、試合後にはペナント授与などのセレモニーも行われた。3万人を超える大観衆を前にあいさつした指揮官は「きょうもふがいない試合をしてしまって…。何とかクライマックスシリーズまでに立て直したい」と約束した。

 不振の打線は5安打で2得点。優勝決定日の26日の日本ハム戦(札幌ドーム)が2安打零敗だったのと合わせ、6連敗中の平均得点は2・5だ。「全体的に調子が落ちている。長くやってるとこういうこともある」と渡辺監督。CSではG・G・佐藤も復帰予定とはいえ、猛打で勝ってきたチームがシーズン最終盤でよもやの連敗街道。まずは公式戦の残り3試合、本気で勝ちにいくしかない。

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2008年9月29日のニュース