田沢締めた!新日本石油13年ぶり9度目V

[ 2008年9月9日 20:34 ]

優勝を決め、両手を突き上げ喜ぶ新日本石油ENEOSの田沢(右)山岡のバッテリー

 【都市対抗・新日本石油ENEOS4―1王子製紙】第79回都市対抗野球大会(スポニチ野球)最終日は9日、東京ドームで決勝を行い、新日本石油ENEOS(横浜市)が4―1で王子製紙(春日井市)を下し、1995年以来、13年ぶりの優勝を果たした。歴代最多の優勝回数は通算9度となった。王子製紙は2度目の優勝を逃した。

 新日本石油ENEOSは、1回に池辺の先制適時打などで3点を挙げて主導権を握った。終盤の2回はプロ注目右腕の田沢が無安打に抑えて締めくくった。

 ▼大久保秀昭・新日本石油ENEOS監督の話 やったしかない。最高です。地力があると信じていた。田沢がよく投げた。スタンドと選手の一体感の勝利です。

 【戦評】新日石は1回無死満塁から池辺、柳田の連続適時打と押し出し死球で3点を先制。7回は暴投で1点加えた。継投も決まり、8回から3番手で救援の田沢が締めた。王子製紙は1死も奪えずに降板の先発蓬莱が誤算。打線も不発だった。

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2008年9月9日のニュース