富士重工 打つわ打つわ!今大会最多16安打

[ 2008年9月7日 06:00 ]

1回1死一、三塁、中越に先制3ラン本塁打を放った林を笑顔で迎えるナイン

 【都市対抗 富士重工9―2JR北海道】富士重工はいずれも今大会最多の16安打9得点と打線が爆発。初回に4番・林の先制3ランを皮切りに、初戦に続く2ケタ安打で2年連続4度目の8強入りを決めた。昨秋のW杯(台湾)でも社会人日本代表の4番を務めた主砲は「夜の個人練習では10時すぎまで打ち込みを続ける。誰もが限られた時間を打撃練習に割いてます」と練習量に胸を張る。初戦は投手陣が大会記録の9回21奪三振をマーク、投打がかみ合って69年の準V超えも見えてきた。

 <JR北海道 新人2人が大舞台経験も…>JR北海道は4強入りした昨年に続く快進撃はならず。高岡監督は「無駄な四球もあったし、勝負以前の問題」と肩を落とした。それでも新人2人がそろって大舞台を経験した。日体大出の湊は1回戦に続いて先発に起用され、2番手では駒大苫小牧出身の片山がドーム初登板。3回2/3を6安打1失点と粘投した片山は「交代した回は緊張したが、次の回から打者との駆け引きを出せた」と笑顔をのぞかせた。

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2008年9月7日のニュース