イチロー「つまらない」前半戦最低打率

[ 2008年7月15日 06:00 ]

 【マリナーズ4―3ロイヤルズ】マリナーズのイチローが自己最低打率で前半戦を終えた。前半戦最後のロ軍戦も1安打のみで打率は・304。目標としていた日米通算3000本安打の前半戦到達も11本足りなかった。

 「あと11本打つつもりやったからね。(悔しさは)あるよ。目標にしてたから。やっぱり4、5、6月でそれぞれ3本から4本足りなかった」
 リーグ最低勝率のチームは前半戦、GMや監督の解任劇などに揺れた。少なからずイチローにもその影響はあったはずだ。安打数119本は大リーグ記録262安打を記録した04年と一緒だが、当時より出場試合数は10試合多い。過去最低の成績といえる前半戦ターンに「野球が紙一重のところでうまくいったり、いかなかったりというのは知っているつもり。驚きはしないけど、ただ、つまらない」と語った。
 後半戦6試合は本拠地スタートで、地元で3000本安打達成の期待がかかる。だが、その前には史上初の2年連続MVPを目指す球宴がある。偉業への挑戦という使命を背負ってイチローはニューヨークへ向かった。

 ▼マ軍・城島の話 前半戦の結果は僕の人生で消すことはできない。この世界は結果がすべて。でも、まだ今年は終わっていないし(後半戦は)1試合でも多く出て1本でも多くヒットを打ちたい。

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2008年7月15日のニュース