球宴本塁打競争 モーノーが初優勝

[ 2008年7月15日 11:08 ]

本塁打競争で、初優勝したツインズのモーノー

 米大リーグ、オールスター戦前日の恒例イベント、本塁打競争が14日、ヤンキースタジアムで行われ、ジャスティン・モーノー内野手(ツインズ)が初優勝した。

 ア、ナ両リーグから4人ずつ8選手が参加。本塁打以外をアウトとし、10アウトになるまでの本塁打数を競った。1回戦の上位4人が準決勝に、準決勝の上位2人が決勝に進んだ。
 1回戦で8本、準決勝で9本のモーノーは、決勝でジョシュ・ハミルトン外野手(レンジャーズ)を5―3で破った。ハミルトンは1回戦で新記録の28本を放ったが、最後は失速した。

 ≪ハミルトンが新記録≫準優勝のハミルトンは、1回戦で1ラウンドの新記録となる28本を放ち「家族の前でこんなに打てるなんて。これ以上のことはない」と素直に喜んだ。1999年のドラフトで、高校生としては93年のロドリゲス(ヤンキース)以来の全体1位でデビルレイズ(現レイズ)から指名されて入団。だが薬物依存症になり、メジャー初出場は昨年だった。この日の新記録の打席では高校時代の恩師、カウンシルさん(71)が打撃投手を務めた。晴れ舞台での活躍にハミルトンは大歓声を浴びた。(共同)

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2008年7月15日のニュース