佐賀北 初戦ヒヤヒヤ突破

[ 2008年7月8日 18:35 ]

 第90回全国高校野球選手権大会の地方大会は8日、12大会で試合が行われ、昨夏全国制覇した佐賀北(佐賀)が初戦の2回戦で佐賀工に延長11回、4―3でサヨナラ勝ちと苦戦した。長野は雨で全試合が中止となった。昨夏4強の長崎日大(長崎)は1回戦で17―0と大勝。昨年代表校では神村学園(鹿児島)が4回戦に進み、日南学園(宮崎)などが初戦を突破した。宮城では東北と仙台育英が初戦16―0で勝った。9日は福島、滋賀など5大会が開幕する。

 昨夏の甲子園で初優勝した佐賀北は、初戦の2回戦で苦戦を強いられたが、延長11回にサヨナラ勝ちを収めた。
 4回に1点を先制したが5回に3点を奪われた。その裏に3長短打で2点を挙げて3―3とし、延長にもつれ込んだ11回、1死満塁の絶好機をつくり、前田の犠飛で試合を決めた。
 百崎監督は「負けてもおかしくない、という危機感を持って試合に臨んだ。いい試合ができて良かった。今の目標は、次の試合に勝つこと」と話した。

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2008年7月8日のニュース