阪神逆転!やっぱり主役はアニキ&新井

[ 2008年4月13日 17:07 ]

8回、阪神無死一、三塁、金本が中前に勝ち越し打を放つ

 【横1―3神】阪神が開幕から5カード連続の勝ち越しを決めた。0―1の8回無死二、三塁から新井、金本の連打と内野ゴロで3点を奪い逆転し、久保田―藤川のリレーで逃げ切った。福原が7回1失点で2勝目。横浜は5カード連続の負け越し。

 ≪やっぱり主役は金本&新井≫前日12日に通算2000安打を達成した金本と、同じく1000安打をマークした新井。一夜明けても2人は阪神主役の座を譲らなかった。
 0―1の8回。赤星と代打桧山の連打で無死二、三塁。まずは新井が木塚の直球を中前にはじき返す。「打った瞬間に抜けると思った」と同点打を喜ぶ新井。続く金本も負けじと中前に運び、1点を勝ち越した。「高めなら何でも行く気だった」と、マットホワイトの甘いスライダーを逃さなかった。
 今の阪神は劣勢を簡単にはね返す強さがある。開幕から5カード連続の勝ち越しを決め、ガッチリと首位をキープ。さらに金本にとって、連続試合全イニング出場が1200試合の節目でもあった。金本は「頑張ってますね」と自らを褒めて白星を喜んだ。

 ≪福原“立て直して”2勝目≫福原は根気強く投げて勝ち星を呼び込んだ。先頭打者の出塁を唯一許した6回に1点を失ったが「2点目だけは与えないようにと思った」と気持ちを入れ直す。なお2死満塁のピンチで、佐伯を空振り三振に仕留めた。
 8回に打線が逆転し、2勝目。前回6日の巨人戦は5回途中で7失点と散々だったが、きっちり立て直した。岡田監督は「6回の満塁は踏ん張った。1点で切り抜けたから、勝ち投手が転がり込んでくる」と称えた。

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2008年4月13日のニュース