衆院東京15区補選 結局、午後8時に酒井氏当確 候補者の妨害行為が話題となった9人乱立選挙

[ 2024年4月28日 20:00 ]

東京・渋谷のNHK社屋
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 NHKは28日、公選法違反事件を巡る柿沢未途氏=自民離党=の辞職に伴う衆院東京15区(江東区)の同日に行われた補欠選挙について、投票が締め切られた午後8時に立憲民主党新人の元江東区議酒井菜摘氏(37)の当選確実を報じた。

 同区には、酒井氏のほか、東京都の小池百合子知事が支援した無所属新人の作家乙武洋匡氏(48)=国民推薦、日本維新の会新人の元会社員金沢結衣氏(33)=教育推薦、諸派新人の大学客員教授飯山陽氏(48)ら計9人が立候補した。

 自民党が候補者を出さない「不戦敗」の異例の選挙戦となった上に、立候補者が別の陣営の街頭演説の場所に行き、候補者らに対する自分たちの主張を大音量で唱えるゲリラ戦を展開、演説がまともにできない妨害行為が行われているとして全国的に注目されていた。

 ほかの島根1区、長崎3区についても立憲民主党の候補の当確が午後8時に伝えられた。島根1区補選は、自民の細田博之前衆院議長の死去により実施され、立民元亀井亜紀子氏(58)と自民新人の元中国財務局長、錦織功政氏(55)=公明推薦の一騎打ちとなった。長崎3区は、裏金事件をめぐって自民党を離党した谷川弥一氏の辞職に伴う補欠選挙で、立民前職の山田勝彦氏(44)=社民推薦、維新新人の学習塾経営井上翔一朗氏(40)=教育推薦=によって争われた。

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