石原さとみ「悩んでいることが楽しい」 出産を経て変化した仕事への取り組み方「両立がどれほど難しいか」

[ 2024年4月28日 16:41 ]

石原さとみ
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 女優の石原さとみ(37)が28日放送のフジテレビ「ボクらの時代」(日曜前7・00)に出演。出産を経て変化した仕事への考え方について語った。

 この日は主演する映画「ミッシング」(5月17日公開)で共演する俳優の中村倫也、演出・脚本を手掛けた吉田恵輔監督とともに出演。若い頃からの仕事に対する考え方の変化を聞かれた石原は「めちゃくちゃあります。20代で挫折を味わって、25歳以降で夢が叶って、30代でスランプに陥り、吉田さんのおかげで夢が叶い、今、軽い迷い中。悩み中」と明かした。

 22年春に第1子を出産した石原。「やっぱり子どもがいるので、育児との両立がどれほど難しいかっていうのは本当に分かったからこそ、多くはできないし、量はこなせないってことはわかった」といい、「命懸けで取り組むひと作品を作っていきたいなっていう思いがあるから。年月かけてもいいから、家族とかにも迷惑かけながら取り組みたいと思える作品に出会いたい」と語った。

 それでも、石原は「私は今悩んでいることが楽しい」とも。中村は「そういう人種なんだよね。特にこの世界って濃い人が多い中で、大きくわけて2つ、悩んでいるのが好きな人と、悩んでいないほうがコンディションいい人がいると思う。こっち(悩んでいる)の状態でいたほうが周りから見たら心配されるけど、結果調子いいみたいな人がいる」と分析した。

 これに石原は「ここしかないなと思われているところのこっち(逆側の自分)を(吉田監督が)見つけてくださった。今、自分の中でこっちもあるかもしれないってことを自分の中で信じたくて、こっちがあるってことができたら凄い広がるなと思って、こっちもあるかもしれないといつか思いたいっていうか…」と目を輝かせた。

 そんな石原について、吉田監督は「初めて会うタイプの人だから。引き出しが何が詰まっているかわからないタイプの役者さんだなって、今回の映画を作るときにこうなるとは思ってなかった。思ったものと違う色をしていたんだけど、凄い満足したから。俺もワクワクできる。たぶんまだ開いてない引き出しがいっぱいある気がする」とエールを送った。

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