石原さとみ 20歳での挫折「必要とされていないと思って」 転機となったニューヨークへの一人旅

[ 2024年4月28日 13:48 ]

石原さとみ
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 女優の石原さとみ(37)が28日放送のフジテレビ「ボクらの時代」(日曜前7・00)に出演。女優人生の転機を明かす場面があった。

 この日は主演する映画「ミッシング」(5月17日公開)で共演する俳優の中村倫也、演出・脚本を手掛けた吉田恵輔監督とともに出演。吉田監督から「順風満帆に見えるけど、本人の中の葛藤はあった?」と聞かれた石原は「全然ありますよ」とさらり。

 石原は「15歳でこの世界に入って、20歳ぐらいで8年近く続いていた10社近くの雑誌のレギュラー、5年近く続いていたラジオのパーソナリティー、ずっと続いていたCMが一気にその年に無くったんです。何かしたんだったらいいんですけど、何もしてないのに、一気に卒業だったり、終わったりして。起きたことに対して、求められていないし、必要とされていないと思って。完全なる挫折です。そこから泣く日々」と振り返った。

 「1年半ぐらいずっと泣いてましたよ。どうすればいいんだろうって」と苦笑。「泣いて泣いて泣いて、マネジャーさんが変わって、“休んだ方がいい”って言われて、1カ月お休みをもらって。ニューヨークに一人旅に出た」と明かした。

 これまで自分で決めたものが何一つなかったという石原。一人旅だったことですべて自分で決めなくてはならなくなり、「今日、誰々に会おうとか、どこで何を食べようとか、このネイルを付けようとかってやった」と説明。そんな中で「そのメイクかわいいね!」「その服かわいいね!」と声かけられたり、「ナンパされたりとかいろいろなことがあって。私が選んだものが褒められた時にめちゃめちゃうれしくて。自分が選択したもの、自分が良いと思ったものは間違ってないかもしれない!と思って」と明かした。

 そこからは「好きなもので埋めつくそう」という気持ちになったといい、「そこからの生活は全部好きで固めたんです。好きなメイク、好きなファッション、凄い勉強して、そしたら人生楽しくなって。そしたら、ラブストーリーの仕事が来ました」とヒロインを演じた同局の“月9”ドラマ「リッチマン、プアウーマン」(2012年)のオファーを受けたことを回顧。「人として何か気付いたり、人生が変わったりすると、これだけ環境って変わるんだ!と思って。見え方が変わるんだ!と思って、そこで挫折は乗り越えたかな」とした。

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