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34歳久保倉 3大会連続五輪「年を重ねても世界と戦えると…」

[ 2016年6月27日 05:30 ]

陸上日本選手権最終日

(6月26日 愛知・パロマ瑞穂スタジアム)
 <女子400メートル障害>34歳の久保倉が、トップでゴールに飛び込んだ。3大会連続の五輪出場を決め「優勝して当たり前じゃないと、世界では戦えない」と言った。

 昨年はケガに苦しみ、日本選手権の連覇が8で止まった。それでも「去年があった分、今ここに立てている」としみじみと言う。2位は10歳、3位は15歳も年下の選手という中で健在ぶりを示し「年を重ねても世界と戦えるんだぞ、というところを若い選手に見せていきたい」と頼もしかった。

 ◆久保倉 里美(くぼくら・さとみ)女子400メートル障害日本記録保持者。08年北京、12年ロンドン両五輪で準決勝進出。北海道・旭川北高、福島大出、新潟アルビレックス。1メートル61、52キロ。34歳。北海道出身。

 ◇女子400メートル障害
(1)久保倉里美(新潟アルビレックスRC) 56秒62
(2)吉良 愛美(アットホーム) 57秒26
(3)石塚 晴子(東大阪大) 57秒88

[世]ペチョンキナ(ロシア) 52秒34
[日]久保倉里美 55秒34
 派遣設定記録54秒66 参加標準記録56秒20

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2016年6月27日のニュース