トヨタが最高位スポンサー 国際パラリンピック委員会
トヨタ自動車は26日、東京都内で開かれた記者会見で国際パラリンピック委員会(IPC)と最高位スポンサー「ワールドワイドパートナー」の契約を結んだ。豊田章男社長は「とても喜ばしく、光栄に思っている。誰もが移動の自由を得られることに貢献できると思う」と語った。
契約期間は2016~24年で、選手らが使用する乗用車や移動支援ロボットなどを提供する。契約額は非公表。IPCのワールドワイドパートナーは1業種1社だが、トヨタによると他社が既に契約した来年のリオデジャネイロ大会、18年平昌冬季大会はこの原則の対象外となる。
会見に同席したIPCのクレーブン会長は「世界にネットワークのあるトヨタとの契約で、活動範囲を広げることができる」と歓迎した。ワールドワイドパートナー契約は日本企業ではパナソニックに続き2社目。クレジットカード大手のビザや車いす・義足メーカーのオットーボックなどと合わせ計6社となった。
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