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五輪開会式で土俵入り希望、白鵬「新しい目標。20年まで頑張る」

[ 2013年9月8日 18:10 ]

 大相撲の横綱白鵬は8日、2020年東京五輪の開会式で横綱土俵入りを披露する希望を表明した。「(開催決定を)報道で知って鳥肌が立った。これで新しい目標、夢ができた。20年まで現役で頑張る」と話した。開会式で力士が選手団の入場行進を先導した1998年長野冬季五輪では、横綱曙が土俵入りした。

 父ムンフバトさんは68年メキシコ五輪のレスリング銀メダリストで、64年の東京五輪にも出場した。20年には35歳となる横綱は「おやじが上がった東京五輪という土俵に、今度は自分が立ちたい。今、16歳だったらいいんだけどね」と冗談交じりに話した。

 白鵬は将来的に日本国籍を取得し、親方として日本相撲協会に残る意向をあらためて示した上で「現役として(土俵入りが)無理でも、東京五輪で相撲が競技になったら選手として出たい。金メダルは子どものころからの夢だ」と想像を膨らませながら、深い思い入れを口にした。

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2013年9月8日のニュース