東と西、過去と現在つなぐＢＲＩＤＧＥイスタンブール

ボスポラス海峡をバックに、ボランティアと記念撮影するイスタンブールのトプバシュ市長（後列中央）

　２０年夏季五輪招致を目指すイスタンブールが「ＢＲＩＤＧＥ　ＴＯＧＥＴＨＥＲ（ともに橋を架けよう）」とスローガンを発表した。アジアと欧州にまたがる地理的特徴を強調し、未来へ橋を渡す五輪を開くとのメッセージを込めた。

　「われわれは東洋と西洋をつなぎ、文化や人々、そして過去と現在をつなぐ橋の役割を果たす」。国際オリンピック委員会（ＩＯＣ）評価委員会の現地調査に合わせて２５日に会見したトルコのクルチ青年スポーツ相は、こう力説した。招致委のアラト会長は「２つの大陸で同時に開く初の五輪だ。午前はアジアでビーチバレー、午後には欧州でバスケットボールを見られる」とアピールした。