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野獣・松本も来た!石原知事 五輪招致へ「総力戦で勝負」

[ 2012年9月7日 17:39 ]

 2020年夏季五輪の東京招致委員会は7日、来年9月7日の開催都市決定まで1年の記念イベントを都内で開き、石原慎太郎都知事が「総力戦でこのゲームを勝ち取りたい。もう一度活力を取り戻し、新しい日本をつくり直していくためにも五輪は不可欠」とあいさつした。

 残り日数の「365」を表示したカウントダウンボードが除幕され、日本オリンピック委員会(JOC)の橋本聖子理事が音頭を取って「頑張ろう!」を三唱した。ロンドン五輪で史上最多のメダル38個を獲得した追い風を受け、JOCの竹田恒和会長は「銀座の凱旋パレードに約50万人が集まった。この勢いを招致にぜひともつなげたい」と意気込んだ。

 東京はマドリード、イスタンブール(トルコ)とともに最終候補に残ったが、国際オリンピック委員会(IOC)の調査で地元の開催支持率は47%と最低だった。

 イベントにはロンドン五輪の金メダリストも参加し、柔道の松本薫選手(フォーリーフジャパン)は「日本で五輪ができればすごい力が出ると思う」と支持を呼び掛け、ボクシングの村田諒太選手(東洋大職)は「もし東京に決まれば選手として出たい気持ちが再燃しそう」と盛り上げた。

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2012年9月7日のニュース