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渡部香生子 100平泳ぎV 五輪重圧から解放される

[ 2012年8月21日 06:00 ]

女子100メートル平泳ぎ決勝で優勝した渡部

 全国高校総体(インターハイ)最終日は20日、新潟県長岡市ほかで水泳を行い、女子100メートル平泳ぎはロンドン五輪代表の渡部香生子(東京・武蔵野)が1分7秒95で優勝した。男子100メートル平泳ぎは山口観弘(鹿児島・志布志)が自身の高校記録を1秒02も更新する59秒56で圧勝し、200メートルとの2冠を達成。男子100メートルバタフライは平井健太(千葉商大付)が53秒48で200メートルに続いて制した。

 女子100メートル平泳ぎの渡部は、3種目制覇でブレークした昨年5月のジャパン・オープン以来となる1分7秒台をマークした。「久しぶりなので凄くうれしい」と笑顔がはじけた。ロンドン五輪の重圧から解放され、滑らかな泳ぎを取り戻しつつある。学校の仲間とのリレー種目でも生き生きとした様子を見せたホープは「五輪のことは忘れて臨めた」とすっきりした表情だった。

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2012年8月21日のニュース