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山下監督&尾崎 女子マラソン界初の師弟五輪出場へ

[ 2012年3月12日 06:00 ]

日本人トップの2位でゴールをし東京第一生命・山下監督(右)と声援に応える尾崎好美

名古屋ウィメンズマラソン

(3月11日 ナゴヤドーム発着)
 第一生命の山下佐知子監督は「(横浜国際優勝の)木崎さんより2~3分速い方がいいと思っていた。最低ラインはクリアした」とロンドン五輪代表の有力候補に浮上した尾崎の快走を喜んだ。

 自身は92年バルセロナ五輪で4位。異例の3度の選考会挑戦で、女子マラソン界初の師弟五輪出場に大きく前進し「指をくわえて見ているより、選考会に出た方がいいと思っていた。諦められない思いが実を結んだことがうれしい」と満足げだ。

 今回は初めて自ら会社に応援部隊の派遣を依頼。名古屋近郊の社員約1000人を応援に引っ張り出した。五輪へ懸ける執念は相当なものがあった。すでに世界選手権では師弟仲良く銀メダルを獲得している。自身が果たせなかった五輪メダル獲得へ、太い絆で結ばれた愛弟子との挑戦は続く。

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2012年3月12日のニュース