黒字を目指すJOC 来年度予算は85億近く
日本オリンピック委員会(JOC)は23日の理事会、評議員会で2010年度の予算を承認した。文部科学省からの一部の委託事業を除いた収入は約84億5700万円で、マーケティング活動に力を入れることで単年度収支で3千万円の黒字を目指す。
09年度の2次補正予算も承認された。東京都による16年夏季五輪招致の失敗でマーケティング収入が見込みより少なかったことや、バンクーバー冬季五輪関連の支出が増加したことから事業収支が約4億1500万円の赤字となり、特定資産を取り崩して3億5千万円を充てた。
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