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狩野がよみがえらせた!ニッポン3連勝

[ 2009年8月10日 06:00 ]

ロシアを逆転で破り喜ぶ荒木絵里香(11)ら日本チーム

 バレーボール女子のワールドグランプリ大阪大会最終日は9日、大阪市中央体育館で1次リーグの2試合を行い、世界ランク6位の日本は同8位のロシアに3―1で逆転勝ちし、大阪大会を3連勝で終えた。日本、ロシアともに通算3勝3敗。第1セットを失った日本は、狩野舞子(21=久光製薬)が13得点と活躍し、持ち味の速い攻撃を取り戻した。日本は14日から韓国で1次リーグの残り3試合を戦う。日本は1次リーグの成績に関係なく、開催国として6チームで争う決勝リーグ(19~23日、東京)への進出が既に決まっている。

 第1セット途中から起用された狩野が、ロシア撃破の立役者となった。強烈なバックアタックを決めて波に乗ると、スパイク、サービスエースなどで13得点。「このコートに立ってプレーしたかった。足が震えて緊張したけど思い切ってやろうと思っていた」。大阪大会で唯一出場のなかった21歳が、充実の汗をぬぐった。14日からの韓国大会に向けても「韓国でも3勝できるように、全員の力で頑張りたい」と力強く話した。

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2009年8月10日のニュース