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“傷だらけ”の国士舘大7連覇

[ 2009年5月25日 06:00 ]

 柔道の東京学生優勝大会は24日、日本武道館で行われ、体重無差別の7人制で争われる男子は、3年連続で同じ顔合わせとなった決勝で国士舘大が東海大を2―1で破り、7年連続10度目の優勝を果たした。女子5人制は帝京大が2年連続5度目の優勝。同3人制は早大が2年連続3度目の優勝を飾った。

 ≪7選手中6人ケガ≫決勝に出場した7選手中6人がケガを抱えていたという国士舘大が、執念で東海大を撃破した。先鋒の西潟主将が一本負けも、中堅の百瀬(2年)が横四方固めで一本勝ち。続く三将の寺島(2年)が東海大のエース石井主将に優勢勝ちし、逆転した。山内監督は「危機感があったから勝てたのかも。もう一度、初心に帰って戦いたい」とし、昨年連覇記録が「3」で途切れた全日本学生優勝大会(6月27、28日、日本武道館)に気持ちを切り替えていた。

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2009年5月25日のニュース