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日体大壮行会【1】体操・内村航平

[ 2008年7月11日 06:00 ]

入場でバック宙を披露する内村

 北京五輪に出場する日体大の学生、OB選手の壮行会が10日、横浜市の日体大で行われた。2年生で体操男子代表の内村航平(19)は約1000人の関係者の前で「恥ずかしくない演技をできるように頑張る」と抱負。体操男子代表では最年少だが、五輪団体総合2連覇のカギを握るだけに、緊張感を漂わせた。

 5月の最終選考会のNHK杯で冨田と小差の接戦を演じた内村は、オールラウンダータイプの選手。昨年の世界選手権の団体総合決勝で6種目中5種目に出場した同じオールラウンダーの水鳥が落選したため、北京代表にはオールラウンダーが冨田、内村しかおらず、キーマンと期待される。
 テレビで観戦し「鳥肌が立った」というアテネ五輪から4年。具志堅幸司男子監督が「パワーがつけば世界のトップになれる」と評する逸材が美しい演技を披露すれば、連覇が近づいてくる。

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2008年7月11日のニュース