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星野監督骨折?キューバ視察中に胸強打

[ 2008年7月11日 06:00 ]

キューバを視察する星野監督と田淵コーチ

 オランダでハーレム国際野球大会を視察している北京五輪日本代表・星野仙一監督(61)が10日、右胸部を負傷するアクシデントに見舞われた。9日のキューバのダブルヘッダー2戦目、日本戦を観戦中に柵に激突。アムステルダム市内の病院でエックス線検査を受け「胸部打撲」と診断されたが、痛みが引かないため、12日に帰国し再検査を受けることになった。

 アクシデントは星野監督が5回表終了後、トイレに立った時だ。最大収容2000人ほどの小さな球場。無造作にむき出しになっていたテレビカメラの太い導線に靴が絡まり、振りほどこうとしてよろけ、柵に激突した。患部を氷で冷やして観戦を続けたが、痛みに耐えきれずに病院へ。ホテルに戻ってからも痛みで笑うことすらできず、関係者に両脇を抱えられてベッドに入るほどだった。
 一夜明けたこの日朝は患部をテーピングしたまま朝食。「最初はやばいと思ったけど、だいぶ良くなった。ひょっとしたら(肋骨が)折れてるかもしれん。でも、もしそうでもオレは(監督だから)しゃべれれば大丈夫や」。体調管理に細心の注意を払う星野監督は気丈に話したが、帰国後はテレビ出演などのキャンセルも検討。雨にもたたられ、とんだ“キューバ偵察”となった。

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2008年7月11日のニュース