アウディQ7の次期モデルは背の高い本格的な大型SUVに!? くっきりとしたスプリットライトを採用したプロトタイプをキャッチ!
現行型となる二代目Q7は2015年に登場しており、すでに9年が経過している。2024年1月には改良新型を発表、次期型はフルエレクトリックモデルとなり2028年に登場が噂されていた。しかし、前倒しで2025年にICE搭載の次期型が投入されることがわかった。
関係者によると、次期型は「より大きく、大胆なSUV」として大刷新されるという。
フォルクスワーゲングループのニュルブルクリンクテストセンターで捉えたプロトタイプは、かなり厳重にカモフラージュされている。しかし、これまでの雪がなくなり、より鮮明に撮影に成功、柔らかな曲線とスプリット・ヘッドライトユニットを備え、進化したデザインがくっきり見てとれる。
デビューしたばかりの改良新型と比較すると、グリルは薄く、ワイド化されていることがわかる。これはメインライトがLEDデイタイムランニングライトの下に配置されるための措置だ。代わって下部バンパーは大型化され迫力が増しているが、目立っていたコーナーインテークは廃止される可能性がありそうだ。
そのほか、流線型のボンネット装備、新デザインのサイドミラーはドアからAピラー基部付近に移動されている。側面からはフラッシュマウントドアハンドル、緩やかに傾斜するルーフライン、大きなキャビンが確認できるが、先代よりわずかに長く、背も高く見える。
リアセクションも偽装が厳重だが、伝統的なリフトゲート、目立つルーフスポイラーを装備、テールライトはプレースホルダー(暫定コンポーネント)だが、逆L字タイプを示唆している。また新設計されたバンパーにはデュアルエキゾーストパイプがインストールされており、ICE搭載モデルであることがわかる。
キャビン内は、「Q6」の足跡を辿ると見られており、11.9インチのデジタルインストルメントクラスター、14.5インチのインフォテインメントシステム、10.9インチの助手席ディスプレイが期待されている。
注目のエンジンだが、アウディは2033年までにICE搭載車を段階的に廃止することを目指しているため、Q7は内燃エンジンを提供する最後のアウディの1つとなる可能性が高い。おそらく、さまざまなマイルドハイブリッドおよびプラグインハイブリッドパワートレインが搭載されると予想されるほか、ガソリンとディーゼルのオプションも期待できるだろう。
Q7次期型のワールドプレミアは、2025年内となるだろう。
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