1~3月期、量販EV好調 テスラ、創業以来初の黒字
トヨタ自動車と提携している米電気自動車(EV)ベンチャーのテスラ・モーターズが8日発表した2013年1~3月期決算は、純利益が1124万ドル(約11億円)となり、2003年の創業以来、初めて四半期ベースで黒字となった。前年同期は8987万ドルの赤字だった。
昨年6月に出荷を開始した量販型のEVセダン「モデルS」の販売が同四半期で、従来予想の4500台を上回る約4900台となるなど、好調なことが寄与した。
売上高はモデルSの出荷前の前年同期と比べ、約19倍の5億6179万ドルと大幅に増えた。
テスラはモデルSの13年通期の世界販売見通しを従来の2万台から2万1千台に引き上げた。(共同)
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