日本より中国 フェラーリ、東京モーターショーは不参加
今年12月開催の「第42回東京モーターショー」にイタリアの高級スポーツカーメーカー、フェラーリが出展を予定していないことが9日、分かった。高級車の中でも別格のブランド力を持つフェラーリの不参加は集客に影響しそうだ。
日本市場の地位低下が背景とみられ、米国のゼネラル・モーターズ(GM)も出展しない。ただメルセデス・ベンツやポルシェなどドイツ勢や、フランスのルノーは参加する方針だ。
フェラーリは「主催者である日本自動車工業会(自工会)との今後の話し合いで、出展する可能性はゼロではない」とするが、参加申し込みは昨年11月に締め切られている。同社は中国のモーターショーには出展している。
前回の東京モーターショーは海外の大手メーカーが参加せず来場者が激減。自工会は今回から、会場を都心に近い東京ビッグサイト(東京都江東区)に移し、てこ入れする。
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